デッキバン荷台シートの使用感レビュー(マルヤマキャンバス製)

クルマ

自分は、ダイハツハイゼットデッキバンを日常の足、趣味の釣りや狩猟に使用しています。
汚れた荷物も気にせずに積み込める荷台が気に入っているのですが、やはり雨晒しにはしたくないときもある・・・
ということで、マルヤマキャンバス製のデッキバン用荷台シートを購入したのでレビューしたいと思います。

純正orマルヤマキャンバス

現在、デッキバン用の荷台シートは純正オプションかマルヤマキャンバスの二択で、純正のシートはカラーがOD一色です。
価格は純正、マルヤマキャンバスで大差はありませんが、フィッティングの形状やカラーの選択肢は完全にマルヤマキャンバスに軍配が上がります
角の立体成型なんて素晴らしい仕上がりだと思います。

使用生地は軽量帆布、エステルカラー帆布の2種類があり、軽量帆布が4色エステルカラー帆布が25色とかなりバリエーション豊かに選定することが可能になっています。
またシート前方の固定方法も、純正は1タイプに対しマルヤマキャンバスは3タイプと使用シーンに合わせて選ぶことが可能です。

前部取付け方法が異なる3タイプ。
「マジックテープ取付けタイプ」、「ハトメ取付けタイプ」、「フラットタイプ」が用意されています。

出典:マルヤマキャンバス


これらの違いから、筆者はマルヤマキャンバス製の荷台シートを購入しました。

筆者はマジックテープ取付タイプを選択

先にお伝えしたように、シートの前方取付は3種類販売されています。


マジックテープタイプ
突っ張り棒のようなパイプを固定し、そこにマジックテープでシートを固定します。

出典:マルヤマキャンバス

ハトメタイプ
後方窓下のボルトをアイボルトM6に替えて、シートを紐で結びます

出典:マルヤマキャンバス

フラットタイプ
鉄板ビス等で直接車体に固定します。

出典:マルヤマキャンバス

取付方法は悩みどころです。
ハトメタイプは、アイボルトにロープで結ぶだけですので取付簡単ですが見た目がちょっと・・・
フラットタイプは隙間がなく見た目も綺麗ですが、車体にビス止めは勇気がいる・・・
ということで、取付の容易さと見た目の綺麗さのバランスを取り、筆者はマジックテープ取付タイプを選びました。

取付方法や使用感は?

取付はイレクターパイプで簡単

取付ポールはマルヤマキャンバス公式サイトでも紹介されている、yazaki(矢崎化工株式会社)のイレクターパイプとアジャスターを組み合わせたものを使用しました。

材料はホームセンターで調達可能です。車体の幅に合わせてカットが必要なので、パイプカッターやディスクグラインダー、ホームセンターのカットサービス等を利用されると良いかと思います。

取付パイプが用意できれば、あとはマジックテープで留めれば固定は完了です。
車体の形にはぴったりで、作りの丁寧さが感じられます
また生地は丈夫そうで、縫い目もほどけそうな感じは全くなく安心して使用できそうです。

完全防水にはならないけど・・・

荷台シートには車体との隙間が結構あります。荷台中心あたりの荷物はほぼ濡れませんが、端は雨が当たったりしずくで濡れてしまいます。
もっとも大きな隙間はパイプ取り付け部分です。どうしても車体とパイプの隙間が空きますから、雨は入ります。


しかし、ここにブルーシートを一枚追加するだけでほとんど水が入らないようにすることが出来るんです。

このシートがあることによって、水は車体前方ですべて床に落ちるので直接荷物に降りかかることがなくなります。これだけで長靴等に水が入る心配はなくなりますし、荷台にスノコやコンパネを敷いて置けばその下を水が流れていくのでほとんど濡れなくなります。

後方はゴムロープがおすすめ

後方もマジックテープで固定する仕様になっていますが、頻繁に付け外しする場合は少し面倒くさいので、ゴムロープで固定するようにしています。
ゴムロープを通すハトメもついておりますので、想定された使い方なのだと思います。サッと捲れるので便利ですよ。

さいごに

今回は、ダイハツ デッキバンの荷台シートをご紹介しました。
筆者が購入したのはブラックカラーですが、カラーは全29種類の中から選べますので選択肢豊富なのが嬉しいですね。
これらの製品は受注生産品となっており、納期は10日程度かかりますので、購入予定の方は注意が必要です。しかしその分職人さんが一つ一つ丁寧に作り上げていますので、納得のいく仕上がりになっていますよ。


こちらは軽量帆布のモデルとなります。
つやがなく、ざらっとした布っぽい生地になります。
トラックっぽいテロっとしたシートが嫌な方はこちらを選びましょう。


対してこちらがエステルカラー帆布モデルです。
選択可能なカラーがとても豊富で迷うくらいですね。
希望のカラーが決まっていればこちらを選ぶと良いかと思います。


さいごに、帆布生地ではありませんが、デザイン重視のターポリン生地の迷彩柄モデルです。
迷彩柄は帆布生地では販売されていませんので、ターポリン一択となります。


すべての荷台シートは、2017年11月のモデルチェンジで適合が変わっていますので、変更前・変更後の選択を間違えないようにしましょう。
また、2021年12月発売の最新モデルに適合する製品も現在開発中(公式サイトに記載)とのことですので、現行モデルの方はもう少し待つと発売されると思います。

今回、この荷台シートを購入して良かったと感じています。
フィッティングはぴったりで強度も十分、純正よりもデザイン性に優れていると思います。
職人さんが丁寧に作り上げたシートで、皆さんにおすすめできるシートです。

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