狩猟用散弾をハンドロード(リロード)する

ハンドロード

実包のハンドロードは方法を間違えると危険です
ここで紹介するやり方を参考にされるのはかまいませんが、自己責任でお願いします。
今回は散弾をリロードする方法ですが、スラッグにも応用は可能です。

必要なもの

薬莢

大抵の薬莢はリロードに使用できると思いますが薬莢によって腔圧や弾速が変わるので、リロードデータに載っている物を使うのが無難です。
また薬莢によっては、同じ209雷管でもスカスカなものがあります。アメリカ系とヨーロッパ系の違いだそうですが、スカスカなやつでも接着剤を付ければなんとかなります。
国内で入手可能な種類は限られているので、ウィンチェスターのAAなんかが定番です。

散弾銃用火薬

リロードデータには数種類の火薬が出てくると思いますが、国内で入手できるのはホジドンのロングショットユニバーサルです。
求める散弾重量や弾速によって選びます。
燃焼速度はユニバーサルよりもロングショットの方が遅いです。

散弾銃用雷管

こちらも国内で入手できるのはウィンチェスターW209か、フェデラル209Aのみです。
銃砲店の在庫状況によりその時ある物を選ぶしかないことも多いですが、リロードデータを見ていると雷管も種類によって腔圧が変わるようなので注意が必要です。
ちなみにフェデラルの方がウィンチェスターよりも腔圧が高くなります。

散弾

作りたい号数の鉛散弾を購入しましょう。
銃砲店で売っていますが、金属系の材料屋の通販でも使えるものが売られています。直径2.5mmとか3.0mmとか。
たまにヤフオクでも結構安く出ていたりするのでチェックしてみても良いかもしれません。

ワッズ

国内銃砲店で売られているものを買うか、アメリカから個人輸入するかになります。
ballisticproductsというサイトは日本に発送してくれます。送料が結構高いので、まとめ買いするのが良さそう。
ワッズには 1 to 1-1/8oz とか 1-3/8 oz というように適正な散弾重量が設定されています。
散弾実包はスタークリンプの場合、完成時の長さが決まっているので、それに合わせてワッズで調整する必要があるためです。
難しいようですが、リロードデータに書かれている散弾重量、ワッズで組めばほぼ綺麗にクリンプできるようになっています。

リローダー
MEC600jr
LEE LOAD-ALLⅡ

散弾実包のリロードで、雷管の取り外し・挿入、ワッズや火薬、散弾の詰め込み、口を閉じるスタークリンプといった作業を一台で行えるのがリローダーです。
LEE LOAD-ALL Ⅱ や MEC600jr が挙げられ、LEEは比較的低価格、MECはLEEの3~4倍くらいします。
ちなみに自分は両方持っています。最初にLEEを買い、あとからMECを買い足しました。
LEEだけでも十分使えるのですが、MECの良いところは剛性がありガッチリしている所、メモリがありプレスの圧力を一定に出来る所です。
MECの新品はとても手が出ないので、ebayで中古品を購入しましたよ。

リロードブック・リロードデータ

リロードは火薬量を間違えると危険です。必ずリロードデータを見るようにしましょう。
ライマンのリローディングハンドブックという本が売られていますし、ホジドンのサイトに行けば無料でデータを見ることができます。

実際の手順

薬莢の雷管抜き+ロンデルのリサイズ

リローダーの雷管を抜くステージでプレスするのと同時に、ロンデルのリサイズを行います。
自分はロンデルのリサイズの為に、MECのSUPER SIZERというリサイズ専用用具を使用しています。
ロンデルの長い薬莢を使う場合はこれがないと厳しいです。

雷管の取付

リローダーには雷管を入れる小さな穴があるので、そこに入れてプレスします。
雷管がスカスカの場合、ここで接着剤を使用します。

火薬を入れる

火薬の量は散弾重量、雷管の種類、薬莢、ワッズによって変わります。
ホジドンのリロードデータを見て何gr入れるか調べてください。
ここでは火薬量を載せるのは控えます。

ワッズを入れてから散弾を入れる

リローダーは様々な重量で散弾を測れるようになっています。
レバーを左右させるだけで勝手に散弾を入れてくれるので楽ですね。

火薬もリローダーで測れるのですが、後片付けが面倒なので自分は火薬だけは電子測りを使っています。
散弾の計量はLEEのリローダーでしています。様々な重量用の計量部品が付属してくるからです。
それでも微妙に作りたい重量にならないときもあるので、3Dプリンターで計量部品は自作しています。

クリンプする

薬莢によって折り目が6クリンプか8クリンプと違うので、合う方でクリンプします。
MECはクリンプ深さも調整できるので、深すぎず浅すぎず、真ん中に穴が空かないくらいのちょうど良い状態にします。

これで散弾実包が完成です。レシピさえ決まってしまえば、あとは流れ作業で作成できます。
ハンドロードは好きな時に好きな号数で、好きな数だけ作れるのが気に入っています。


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